2月議会報告
■ 28年度当初予算は骨格予算、6月議会で肉付予算    

一般質問では2期8年の蒲島県政検証が

 今会議では、3月27日の知事選挙の関係で2月10日から2月29日までの20日間という短い期間の議会でした。例年であれば、補正予算、当初予算の議案を分けて審議を行うので、3月15日前後まで開会されているところです。
  今回、当初予算は骨格予算とし必要経費のみの計上となり、選挙後の6月議会で、新知事の方針のもとでの肉付け予算という流れになります。
  議会初日は、知事からの予算提案説明の後、「北朝鮮のミサイル発射に対する抗議と国に毅然とした対応を求める」意見書が提案され、提出者説明の後、反対討論が2人ありましたが賛成多数で可決されました。
  一般質問は4日間、12人の登壇がありました。今期、新しく選出された議員もすべて登壇をし、それぞれの意見を述べたところです。新しい風が議会に吹いてきているのを私は感じました。
  質問の内容は、蒲島知事が2期8年の任期を終えることから、これまでの県政運営に対する検証に集中しました。知事は「幸福量の最大化」「夢の持てる県政」、そしてこれからは「夢の花開く県政」の経過を説明し、この「良き流れを止めない」運営に今後も資する旨の答弁をしました。私も細川県政から4代の知事を間近で見てまいりましたが、くまモン効果による「熊本県」の知名度アップをはじめ、様々な観点から実績を残してきたと思います。
  また、3年後の世界ラグビー大会や、世界女子ハンドボール大会など、世界的に注目される大会運営や、JR熊本駅前の再開発ビル構想、アジアとの交流など、熊本県の活性化に資する大きな事業の牽引をしてきていたのではないかと考えています。
  一般質問後は、各常任委員会、特別委員会に議案などの審議が付託され、最終日には賛成多数で可決されました。

年金問題での意見書、否決される
  意見書は、委員会、議員から提出があり、趣旨説明や反対討論が多く出されました。私も「年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書」の提案主旨説明を行い、現在のGPIFによる積立金の株式運営の警鐘を鳴らし、基金ポートフォリオの見直しと株式運用全面解禁の危険性を訴えました。私たちの老後の生計の頼みの綱となる年金ですが、その運用の結果、「受給額が下がることがあるかもしれない」と安倍首相は平然と国会で述べています。国民の暮らしに直結する年金制度を軽々しく扱っていただきたくないと私は考えています。本意見書が自民党、公明党から賛同を得られず否決されたことは大変遺憾です。
  その他、議員提出の「地方公会計の整備促進にかかる意見書」は採択されましたが、「消費税の逆進性対策を求める」「学費値上げにつながる国立大学運営費交付金の削減をやめるように求める」各意見書は自公の反対により否決されました。委員会提出議案「『介護福祉士修学資金貸与制度』の継続及び拡充・強化を求める」「TPP協定に対する」各意見書は賛成多数で可決されました。
  また、最終日には、予算等すべての議案が賛成多数で成立し、副議長の交替、新年度の各種委員会の委員の所属決定、正副委員長の選出が行われました。
  私は、「議会運営委員会(留任)」「農林水産常任委員会(旧総務)」「国際スポーツ大会推進特別委員会(留任)」「TPP対策特別委員会(留任)」という所属になりました。新年度の頑張ってまいります。