暑中お見舞い申し上げます 

  政治に対して募る不信感 権力者が平気でうそをつくのはダメ

 盛夏の候、いかがお過ごしでしょうか。今年は3ヶ月予報で暑さが厳しいという予想もありますが、熱暑対策は十分おこなってください。
  さて、国会では昨年から追及されている森友・加計学園問題に加えて、官僚のセクハラ問題などが連日取り上げられていましたが、内閣が責任を取る形ではなく、関係省庁が責任を取る形で終息しつつあります。
  真実は一つなのに、関係者の意見を聞いても、言葉の言い回しなどで、うやむやとなり、世論調査では、国民の70%が一連のやりとりに疑問を呈し、政治に対する不信感が募っています。
  日大アメフトの問題に対する大学トップの対応が、この政治問題と重なって見えましたが、中央の政治姿勢は、国内の様々な場面で影響を与えます。「うそをつくことはいけない」と子供に対して教育しますが、権力者が平気でうそをつくような世の中になってしまっては、子どもたちに何と説明すればいいのでしょうか。不都合な真実には目をつぶる政府の姿勢が、将来の日本にとってどうなるのか、今一度問われるべきだと考えます。
  日本国憲法の民主主義や三権分立の考え方は、権力の暴走を抑え、公共の福祉に反しないかぎり、基本的人権が最大限尊重するものです。権力によって命や尊厳が失われるようなことがあってはいけません。そして、為政者は弱者のためにその権限を行使するべきではないでしょうか。
  今年は、選挙の年と言われています。7月には県議会熊本市第二選挙区で補欠選挙が急きょ実施となり、秋には熊本市長選挙と各市町村の首長選挙が続き、来年春には統一地方選挙となります。
  「政治に期待しない」という有権者も増えていますが、投票の棄権は現状を認めるということになります。今年の政治に不満がある方は、棄権することなく反対票を投じなければ現状は変わりません。
  私も有権者の期待に応えられるよう、「現場に行き、見て、聞いて、解決・改善のために汗をかく」政治活動を信条に、暑さに負けず頑張ってまいります。

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西聖一のひとり言・・・
  IR法案(通称カジノ法案)は国会を延長して成立させようとしています。海外の富裕層が集まるような大型リゾート観光施設を建設し、その中にカジノを設営する内容であり、海外向け観光戦略の一環だと政府は協調します。
  いつから日本は賭博を奨励する国になったのでしょうか。「カジノ」と表現すると、いかにも歓楽的で聞こえはいいのですが、明らかに賭博です。
  もちろん、日本にも、競馬、競輪のように公営の賭博施設もありますが、政府や自治体が管理し、公平な運用がされています。パチンコは民間施設ですが、警察が関与して、不正が起こらないように監視しています。
  一方で、安易にできる賭けマージャンや野球賭博などは、時に逮捕者を出しながら、取り締まりをしています。
  このような対応をとるのは、賭博が退廃的なものであり、闇社会の温床になるからです。必ず胴元が勝つような仕組みになっており、ギャンブラーは一時的には得をしたように見えても、トータルでは損をするようになっています。(もちろん世の中には勝ち続ける人もいないわけではないのですが)遊びの範囲で興じるうちは、娯楽として問題はないのでしょう。しかし射心をあおられ、つぎつぎと賭け金をつぎ込み、気がついた時には破産し、人生や家族を失ってしまう事例が、古今東西、枚挙にいとまがないくらいあります。そのため、どの時代もどの国では、為政者は国民が賭博に興じすぎないよう、そして闇社会の温床にならないように心血をそそいできています。
  法的には反対する理由として、ギャンブル依存症防止対策が不十分ということもありますが、勤労による発展を遂げてきた日本が富裕層を集めて、ギャンブルの利益で経済浮揚をしようとする施策に失望するのです。