■6月議会一般質問■


選挙の投票率低下や政治参加の課題を提起
獣医師、薬剤師の確保や教職員の人材確保を質問

1、選挙の投票率向上について
  知事答弁 

  投票率の低下は大変懸念すべきものだと考えている。
  多くの人の政治参加を促すためには、社会的教育によって投票義務感を強めることや、地域に愛着を持てる政治、高い関心などが得られる政治を行うことが重要。また、魅力ある候補者が競い合う、舞台づくりも重要。皆様とともに多くの方が参加するような県政となるよう努力していく。
  選挙管理委員長答弁  
  投 票率向上には、県教育委員会、市町村選挙管理委員会、明るい選挙活動推進協議会と連携して明るい選挙啓発作品コンクールの実施や、高等学校等における出前授業等を行っている。
  投票しやすい環境づくりとして、ショッピングセンターへの期日前投票所の設置や投票所への送迎などを実施。将来、有権者となる子供たちが選挙に興味を持つきっかけづくりに引き続き取り組む。

2.SDGsの取組みについて
  企画振興部長答弁 

  本県は、SDGsと同一の方向性を持った熊本復旧・復興4か年戦略に基づき取り組んでいる。持続可能な社会形成を目指す「地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築事業」等に取り組んでいる。今後も県民にSDGsについて、認識が深まるよう、民間企業と連携した周知・啓発活動に取り組む。
  また、持続可能な街づくりに必要不可欠な公共交通整備を喫緊の課題として、本年3月に「熊本におけるバス交通の在り方検討会」を発足させて、県全体のバス路線網再編成の検討に着手。
  公共交通機関の結節拠点である駅や空港等からの交通手段の確保についても、関係機関と連携し、バス網や鉄道の整備に取り組む等、公共交通網を一層充実させ、今後もSDGsno[住み続けられるまちづくり」の実現に向けて取り組む。

3、会計年度任用職員制度について
  総務部長答弁 

  会計年度任用職員制度については、今議会に、関係条例の制定、改正を提案している。全ての市町村が9月議会での条例提案を予定していると伺っており、準備が着実に進んでいると認識。引き続き、制度の円滑な導入に向け、県における準備を着実に進めるとともに、市町村に対して必要な支援を行っていく。
  なお、必要な財源の確保については、国に対して全国知事会等を通じた要望などを行う。

4、獣医師、薬剤師の確保について
  総務部長答弁 

  獣医師・薬剤師は、県民の健康や暮らしを守るために欠かせない職種。しかし、学生の就職志向などもあり、人材確保が難しい状況。獣医師の確保では、これまで全国の大学へのリクルート活動やインターンシップを実施。平成28年度からは修学資金貸与制度を創設。獣医師を目指す高校生を増やす取り組みも実施。採用後も各種研修等に派遣し、専門性やモチベーションを高めている。薬剤師の確保では、昨年度から「薬剤師確保プロジェクトチーム」を発足。大学へのリクルート活動や職場体験など、業務の魅力発信を強化。また、採用試験を受けやすくするために時期や科目の見直しを実施。
  今年度からは新たにインターンシップの受け入れ、採用後のきめ細やかな薬剤師職員キャリア研修の導入など、今まで以上にやりがいを実感できる職場づくりに取り組む。

5、教職員の人材確保について
  教育長答弁 

  子どもたちが自らの「夢」を実施していくためには、優秀な人材をより多く確保する取り組みを進めていくことは大変重要と認識。教員募集のパンフレットを作成し、教員の生の声や熊本の暮らしやすさなどを紹介。今年度は作成時期を早めた。県内外の大学訪問を実施等今後もよりきめ細やかなリクルート活動を積極的に展開して参る。何よりも、学校で働く魅力を高める取り組みが必要。働き方改革を推進するなかで、部活動の社会体育化部活動指導員の導入、学校閉庁日の設定など働きやすい環境となる取り組みを進める。臨時職員任用不足については、退職教員等をリストアップし、個別の働きかけを行うなど不足分の解消に努める。